本はいつも電車の中で読むことが多いのですが、この本は電車の中では読まない方がいいいですね。
丁度、読み終えた次の日、おふくろとカミさんとで実家の山形へ出掛けた日でした。 おふくろは宮崎育ちで、ある事情で18年ぐらい前に東京に来ました。それからずっと東京に住んでします。 そういえば、東京タワーに上ったことあったけ。浅草とかに行った覚えはありますが、今度聞いてみよう。 で、山形もけっこう自然がたくさんあって、田舎の野菜とかお米とかみやげ物を買って喜んでいました。 オヤジは仕事で来れませんでしたが、母親は羽を伸ばせていつもより楽しそうでした。 両親とは老後どうするとか、なんとなく話すようになりました。 東京に来るまでは家族バラバラだったんですけどね。今だから話せることです。 「東京タワー」は、両親とか家族のことを、改めて素直に考えることができる作品だと思います。 絶対、マイナスにはならないですね。前向きな感動があります。 読んでいない方がいましたら ぜひ読んでみてください! #
by tsururinn
| 2005-11-10 19:46
| 本
立川志らくさんが主催する劇団の舞台を観てきました。
原作は向田邦子さんの「あ・うん」。 立川志らくさんは、池袋の新・文芸座の志らくの会で「タワーリングインフェルノ」を落語にしたものを観て、落語の懐の深さを思い知らされました。 場所は神楽坂の「theatre iwato」。7時少し前、ぎりぎりに会場へ到着。広さは下北沢の、劇小劇場ぐらい。窮屈さはザ・スズナリ劇場。もうすでに満席でぎっしりと埋まってました。幸運?にも前の方にひとりだけあいていてそこに座ることができました。 立川志らく劇団・下町ダニーローズの公演は今回が初めて。 これまで手がけた作品は 正義のヒーローもの「ブルーフロッグマンの憂鬱」 SF「未来ポリスマンの横恋慕」 ホラー「エクソシスト達の憂さ晴らし」 おもちゃの世界「リカちゃんと怪獣」 だそうで、正直、向田作品のファンとしては、とても心配でした。 幕が開くなり、その不安は一蹴されました。 原作をご存じない方に館単に物語をお話します。 太平洋戦争前、水田一家が友人門倉の世話をしてもらい引越しをしてきます。実は門倉は親友の水田の妻にプラトニックな恋をしている。その気持ちに妻も好意を抱き、夫の水田も何となくわかていて。友情としてはいけない恋。などと安直にくくれませんが、そういったお話です。 で、水田を演じたのが柳家一琴さん。うますぎず、へたすぎず。不器用な水田を素直に演じてました。その親友門倉役を志らくさん。 さすが、落語家になる前にはアクターズスクールへ行こうと、俳優志望だったお方。筋がいいですね。妻の役にボードヴィルの小林美江さん。そつなく上手い。欲をいえばもう少し艶が欲しいですね。(小林さんの課題ですね)そこへ高倉の2号平地レイ、本妻山咲小春といい女が揃い踏み。立川談四楼さんもいい味出してました。 サプライズゲストがモロ師岡さん。面白かったです。 さすが、「あ・うん」をこよなく愛して、命を架けて作った作品。すばらしい出来でした。演劇、落語、お笑い、そして向田邦子を愛する方、すべての方にお勧めです。 11月8日(火)~12日(土)までやてます。 夜の部は完売済みだそうです。私は楽にもう一度行く予定です。 #
by tsururinn
| 2005-11-09 15:27
| 舞台
監督 ティム・バートン
出演 ジョニーディップ 品川のIMAXシアターへ初めて行きました。 ここは360度3Dでバーチャルが楽しめる映画館です。 最初に会場に入ると、なんかアトラクションの観覧席のような感じ。スクリーンもドーンと壁いっぱいにあります。驚いたのはその前面にスクリーンとして上映されるのです。 この映画を見るにはぴったりと、オープニングのチョコレートを作る映像を見て、ひとりで納得していました。 「ウィリー・ウォンカ」というチョコレート工場の社長をジョニーディップが演じています。 ストーリーは単純なもの。スパイによりチョコレートのレシピを盗まれて、閉鎖していたチョコレート工場が、チョコレートを買ってプレミアムなゴールドのチケットを手にした5人の子供だけを工場に招待するということをある日告知します。 工場では、ウンパ・ルンパが登場するのですが、このウンパ・ルンパには好き嫌いがあるかもしれません。 とのかく、テーマは一つ。簡単なストーリー。映画の世界の中で一緒に楽しめるかどうかです。 私は結構、楽しめました。こういう映画があってもいいなと、思いました。 家族と一緒に、恋人と一緒に、子供と一緒に。 そうです、できればひとりで見ないほうがいいかも。 見終わった後、幸せな気分になれる映画です。 #
by tsururinn
| 2005-11-08 13:59
| 映画
作 山田太一
演出 山本恵三 出演 緒形拳 鶴田真由 内田朝陽ほか 10月15日(土)午後2時放送 制作 CBC 大好きな作家山田太一さんのドラマです。 孤独で家に帰れなくて初めて24時間漫画喫茶にはいる老人役に緒形拳さん。そこで倒れて、老人に助けられて救急車で運ばれる謎の女性に鶴田真由さん。その漫画喫茶の店長を内田朝陽さんが演じています。 老人は、妻を亡くして年金生活。息子夫婦は階下に住んでいて、嫁と折り合わず絶縁状態。倒れた女性が気になり、店長を尋ねる。が、プライベートなことなのでと、住所を教えてくれない。そんなある日、彼女の方から家を訪ねてくる。そこで、一緒に掃除をして、買い物をして、料理を食べる。今までにない充実した一日。帰り際彼女の方から老人に頭をあずける。老人は、反応して抱きしめ、そして口付けをしようと…。慌てて突き放し去っていく女性。 と…。 後は割愛します。老人が自分のことを老人と認めきれずに、孤独になっている。それは、長男夫婦の揉め事でもあるのでしょう。それを彼女と出会い、孤独を共有し、かん違いすることで、認めていく。という優しくてせつないドラマです。 昼放送とはもったいないですね。 再放送が決まった時にはお教えします。 #
by tsururinn
| 2005-10-17 18:27
| ドラマ
勝ちましたね。優勝です。
星野さんの移籍問題で、阪神に残ると星野さんが言い切ってから、阪神の優勝への道がグーンと早くなりました。 私も中日のファンでしたが、星野さんが阪神の監督となると同時に阪神のファンになりました。 巨人の監督候補のなったとき、それだけは辞めて欲しいと説に願ったものです。 でも、阪神残留でよかったです。そして、そのおかげでファンになって2度目の優勝。 長年、最下位で苦しんでいたころは知りませんが、阪神ファンの熱い思いは知ってます。 阪神優勝!バンザーイ!バンザーイ! 今夜、神宮球場へ行ってきます。 #
by tsururinn
| 2005-09-30 13:04
| 野球
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